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Q&A 採用案内

掲載日:2024年1月31日 印刷ページ表示

Q&A

仕事や待遇、採用試験の質問等、警察に関わる疑問を幅広くお答えします。

仕事について

Q 群馬県警察にはどんな職種がありますか?

A 群馬県警察で働いている職員は、大きく「警察官」と「一般職員」とに分けられます。「警察官」はご存じのとおり、犯罪の捜査や被疑者の逮捕、交通の取締などを行っています。一方の「一般職員」は更に「警察事務職員」と「警察技術職員」に分けられ、「警察事務職員」はデスクワークを中心とした事務を担当し、「警察技術職員」は専門的な知識や技能を活かし、DNA鑑定や警察施設の設計など特殊な仕事を行っています。

Q 群馬県警察にはどのくらいの職員がいますか?

A 群馬県警察全体で、約3,900人の職員が働いており、その内訳は
警察官:約3,450人(89%)
一般職員:約440人(11%)
となっています。

Q「警察事務」はどんな仕事ですか?

A 警察事務職員は、主に、給与や会計業務、犯罪や事故の統計・分析、指紋の照合・鑑定などの事務を担当する職種です。

Q 警察の仕事の魅力はなんですか?

A 警察の仕事は、何よりもまず、住民の安全・安心な生活を守ることです。「社会貢献」という意味でも大きなやりがいを感じることができます。職務はときに厳しい面もありますが、県民の安全・安心を自分が最前線で支えているという「充実感」をきっと実感できるはずです。

Q 自分の特技や資格、経験を活かすことができますか?

A 現代社会で発生している多様な犯罪に対処するため、警察にも情報処理技術や外国語など、様々な特技を活かすことのできる仕事がたくさんあります。また、採用後にそうした資格を取得し、自らのスキルアップをしている者もいます。

Q 警察官の仕事は大変ですか?また、危険な仕事はありますか?

A 警察官は「地方公務員」であり、福利厚生は充実しています。しかし、県民の生活を守る仕事ですから、休日や就寝中であっても、事件・事故が発生すれば現場に駆けつけることが必要な場合もあります。
また、犯人と対峙するなど危険な現場に遭遇することもあり、日々の厳しい訓練等によって、安全に職務を執行できるように警察官一人ひとりが努めています。

Q 男性と女性に仕事の違いはありますか?女性は結婚や出産後も働けますか?

A 警察職員の仕事には男女の区別はありません。特に警察官は、警察学校での武道の訓練や授業などについても男女の差はなく、ともに警察官としての気構えや体力が必要になります。
しかし、女性用学生寮が整備されているほか、出産による休業制度も設けられており、職場復帰後も組織がしっかりとサポートを行います。

Q 白バイ隊員や刑事になるためにはどうしたらいいのですか?

A 警察学校を卒業し、交番勤務を経て各専門部門での勤務となりますが、各部門への登用は、本人の希望、適性、能力、実績などを総合的に判断し行われます。誰にでもチャンスはありますが、自分の希望する職種について積極的に勉強するなどの姿勢が大切になります。

Q 泊まりを伴う勤務はありますか?

A 警察官の場合は、

  • 交番勤務員、機動捜査隊員など:3日に1度の当番勤務
  • 警察本部勤務員、警察署本署勤務員月に数回程度の宿直勤務

があります。
一般職員の場合は、

  • 男性職員月に数回程度の宿直勤務
  • 女性職員月に1回程度の日直勤務(泊まりを伴わないもの)

があります。

警察学校について

Q 採用された後のことを教えてください。

A 警察職員に採用されると職種によって期間等に違いはありますが、必ず警察学校に入校し、研修を受けることになります。これは、警察官は第一線で勤務するための知識や体力、一般職員は職員としての心構えや集団生活を身に付ける必要があるためです。
それぞれの研修期間は、
警察官は大卒者で約6ヶ月間、高卒者など大卒以外の者は約10ヶ月間
一般職員は学歴を問わず約1ヶ月間
となっています。警察学校は全寮制で、土日祝日を除いて、学校内で生活します。
入校中も給与が支給されるため、研修そのものが仕事です。詳しい警察学校での授業風景(警察官)などはこちらをご覧ください。

Q 警察学校はどこにありますか?

A 群馬県前橋市にあります。
JR新前橋駅から徒歩10分ほどのところにあり、運転免許証の取得や更新などを行う総合交通センターと隣接しています。

Q 警察学校ではどのような研修を受けるのですか?また生活は厳しいですか?

A 警察学校での研修内容はこちらをご覧ください。(警察官)
警察職員の職務は県民の生活を守ることにあり、特に警察官は、犯人を制圧するための武道はもちろん、法律などの知識も必要となりますので、その研修は決して易しいものではありません。しかし、その全てを教官が一から分かりやすく指導します。また、志を同じくするたくさんの仲間と寝食をともにすることにより、警察官としてはもちろん、社会人としても大きくスキルアップすることができるため、とても大切な研修です。一般職員の場合、警察官のような武道訓練はなく、集団生活を通じて協調性を養ったり、警察職員としての心構えを学んだりと、様々なカリキュラムが組まれています。

Q 警察学校を卒業したあとはどのような職務に就きますか?

A 警察学校を卒業すると、警察官の場合、県内各警察署のいずれかに配属され、交番で勤務することになります。交番では地理案内や拾得物の処理、窃盗事件から交通事故への対応など、様々な仕事を行います。また、交番では3交替勤務と呼ばれるシフト制の勤務となります。
【勤務例】
1日目(当番)9時00分~翌日9時00分までの勤務(休憩時間・仮眠時間含む。)
2日目(非番)勤務終了後、休み
3日目(週休)休み
交番での勤務を経験し、数年後には本人の希望と適性等により、生活安全・刑事・交通・警備といった部門で勤務することになります。
一般職員は警察学校を卒業後、警察本部又は各警察署で勤務し、警務・生活安全・刑事・交通等の職務に就きます。

待遇について

Q 警察職員の勤務場所を教えてください。また、転勤がありますか?

A 群馬県警察には警察本部と県内16の警察署があり、群馬県警察に採用された者はこのいずれかで勤務することになります。警察職員は採用後警察学校で研修を受け、卒業後に各勤務場所へ配属となります。
また、「人事異動」により、数年に一度勤務場所や業務内容が変わりますが、これは警察職員が複数の勤務場所や仕事を経験する必要があるためです。異動は本人の希望や適性、家庭の事情などを考慮したうえで行われます。

Q 給与はどのようになっていますか?

A 警察官の初任給は、
 大卒 222,700円
 短大卒 206,100円
 高卒 191,300円
警察事務職員の初任給は、
 大卒 191,500円
 短大卒 175,400円
 高卒 161,800円
となっています(令和5年4月1日現在)。このほかに大学院を卒業していたり、民間企業での勤務経験がある場合は一定の基準により増額されます(技術職員は職種や年齢、経歴によって初任給が異なります)。
また、扶養・通勤・住居などの各種手当てやボーナス(年2回)があります。

Q 宿舎や福利厚生等はどのようになっていますか?

A 県内各所に独身宿舎や家族宿舎が整備されているため、住居に関する心配はいりません。また、保険や貸付制度なども充実しており、生活に関する保障は万全です。

Q 有給などの休みは取ることができますか?

A 警察職員には、最大で40日間の有給休暇と夏休みなどの特別休暇が認められていて、この休暇を利用して旅行をしたり、家族サービスなどを行うことができます。ただし、大きな事件や事故、災害などがあった場合には休日を返上して職務に従事することがあります。

Q 階級や昇任について教えてください。

A 警察官は、採用されたときから「階級」が与えられます。群馬県警察官(地方公務員)に採用される場合、「巡査」として採用されます。最高位は「警視正」です。
この階級は勤務年数や年齢で自動的に上がるものではなく、「昇任試験」というものに合格することによって上がっていきます。

Q 大卒と高卒では仕事内容や昇格に違いはありますか?

A 警察組織は実力本位であることから、学歴や年齢による仕事の差はなく、大卒でも高卒でも仕事内容は同じです。ただし、採用時の初任給や昇任試験を受験できるまでの期間は異なります(詳しくはこちら)。

採用試験・説明会について

Q 群馬県警察で働くためにはどうすればいいですか?

A 群馬県警察で勤務するためには、職種を問わず「採用試験(又は選考考査)」を受験し、合格することが必要です。

Q 採用試験ってどんな試験ですか?

A 採用試験は、警察職員として必要な知識や体力について判定する試験です。
詳しい試験種目についてはこちらをご覧ください。

Q 採用試験はいつ頃あるんですか?

A 試験は毎年2回程度実施しています。
採用試験日程は、該当する採用試験ページをご覧ください。

Q 採用試験はみんな同じ試験を受けるのですか?

A 採用試験は希望する職種や受験する人の学歴・年齢によって、出題される問題などが違います。例えば、警察官にはA区分・B区分の2つの試験区分がありますが、A区分では大卒程度、B区分では高卒程度の問題が出題されます。職種や試験区分によっても受験できる条件は違いますので、詳しくは該当する採用試験ページをご覧ください。

Q 採用試験はどうすれば受験できますか?

A 採用試験を受験するためには、まず採用試験に申込みをする必要があります。申込方法は2通りで、申込用紙に必要事項を記入し、郵送する方法とインターネットで申し込む方法があります。申込用紙は、受験を希望する職種が「公告」された日から配布開始となり、群馬県警察本部、県内各警察署、交番・駐在所で入手することができます。申し込む際は、試験日程(特に締切日)をよく確認してください。
詳しい試験案内(申込書)の入手方法や申込方法はこちらをご覧ください。

Q 毎年何人くらいが試験に合格していますか?

A 過去の試験状況はこちらをクリックしてください。

Q 選考考査(特殊な業務に従事する職員の採用)について教えてください。

A 通常の警察官や警察事務職員の採用試験とは異なり、「選考考査」には専門的な知識や技能、経験が受験資格として求められます。該当する職種としては、科学捜査研究所でDNA鑑定などを行う「犯罪鑑識員」、警察署や交番を設計する「建築士」、パトカーなどの警察車両を整備する「自動車整備士」、県警ヘリを操縦する「航空操縦士(パイロット)」などがあります。
いずれの職種も職員数はごく少数であり、主に現在勤務している職員が退職する場合などに限り試験が行われるため、不定期での実施になります。実施される場合には県警ホームページに情報が掲載されますので、興味のある方はぜひ定期的にチェックしてください。

Q 県外出身者や、新卒以外の者は採用試験には不利ですか?

A 出身地や過去の職歴によって、採用試験で不利になるということは一切ありません。警察全体が実力本位の組織ですので、受験資格を満たしていれば全ての人に平等にチャンスがあります。

Q 武道の経験がありませんが警察官になれますか?

A 武道経験の無い人も警察官になれます。毎年採用される警察官の中で、武道の経験がある者はほんの一部です。警察学校入校後に柔道か剣道を選択し訓練を受けますが、ほとんどの者は武道経験は無く、一から指導を受けますので心配はいりません。

Q 転職して警察職員になることはできますか?また、そういう職員はいますか?

A 警察職員の採用は学歴や出身校、職歴の有無で有利・不利はなく、あくまでも採用試験での成績が判断基準となります。
また、民間企業などから転職して警察職員になる人は毎年います。

Q 採用試験に向けてどのような勉強をすればいいですか?

A 試験の例題についてはこちらをご覧ください。
教養試験では、それぞれの区分に応じて幅広く問題が出題されるため、書店で販売されている地方公務員試験や警察官試験用の問題集等で勉強するのも良いと思います。
また、警察官の採用試験には体力検査や論(作)文試験、面接試験があるため、日頃から運動をしたり、時事問題や社会問題などに普段から関心を持つことが大切です。

Q 「オープンカンパニー」とはどういったものですか?

A オープンカンパニーとは「警察学校の見学会」のことです。「警察官を目指している。」、「採用試験を受験したい。」といった方を対象に、通常では警察職員しか入ることのできない警察学校で、施設見学や警察の業務説明、業務体験などを行うもので、年2回程度実施しています。参加した方からは大変参考になったという意見が多く寄せられていますので、興味のある方はぜひ参加してください。
不定期開催ですが、実施する場合は約1ヶ月前から県警ホームページに情報を掲載しています。
※ オープンカンパニーへの参加の有無は、採用試験の成績に一切影響しません。
※令和6年2月の開催からオープンカンパニーに名称が変更となりました。

Q 警察職員として求める人材を教えてください。

A 警察の仕事は県民と深く関わりのある仕事ですから、まずは県民のために仕事がしたいという気持ちが何より大切です。特に警察官は現場での活動が多く、そうした中でやりがいや充実感を感じることのできる人が群馬県警察の求める人材です。

Q 最終合格後、警察学校に入校するまでにやっておくべきことはありますか?

A 体力づくりをしておいてください。
警察学校では様々な研修を全員が一から学ぶことになりますが、基礎体力はすぐに身に付くものではありません。入校に備えて少しずつ体力作りをしておけば、学校での生活に余裕ができると思います。

Q 採用試験に向けて学生のうちにやっておくべきことはありますか?

A 教養試験に向けた勉強も大切ですが、学校の行事やボランティアなど様々なことにチャレンジしてみてください。採用後もそうした経験は必ず役立ちますし、面接試験で自分を表現する話題になります。多くの人と接し、コミュニケーション能力を身に付けるなど、自分を成長させることが大切です。

Q「資格加点」について教えてください。

A 警察官のみですが、柔道又は剣道で二段以上を持っていると第1次試験で一定の点数が加点されます。詳しくはこちらをご覧ください。

Q 警察で働きたいと考えていますが、説明会などには参加した方がいいですか?また、参加しないと採用試験では不利になりますか?

A 説明会への参加の有無は採用試験に一切影響しませんが、説明会に参加し、話を聞いたり、質問をして疑問点を解消することで、警察の仕事について、やりがいや魅力を実感できるはずです。説明会では、パンフレットやインターネットなどには載っていない情報や試験のアドバイスもありますから、ぜひ積極的に参加していただきたいと思います。
説明会の実施予定についてはこちらをご覧ください。

Q 試験区分に「特別」がついているものは、何が違うのですか?

A 警察職員の採用は通常4月1日ですが、試験区分に「特別」とあるものは、その年の10月1日に採用する人を対象とした区分です。4月採用の区分と受験資格は若干異なります。特別区分の受験を希望する方は、受験資格や採用までの予定を確認してから申込みを行ってください。
※ 4月採用と10月採用では、試験内容や採用後の待遇は全て同じです。

Q 取得していると採用試験で有利になる資格や経歴などはありますか?また、採用後に必要となる資格はありますか?

A 警察官の場合、柔道又は剣道で2段以上を取得していると採用試験で一定点が加点されます。それ以外の資格等は採用試験で直接加点の対象にはなりませんが、面接試験で自分をPRするために有効で、これは警察事務職員でも同様です。
採用後に必要となる資格は、普通自動車・小型限定普通二輪以上の運転免許の2つです(警察事務職員は普通自動車のみ)。取得していないからといって採用試験で不利になることはありません。ただし、採用後の業務には必要となりますから、時間に余裕があれば早めに取得しておくことをお勧めします。※警察車両にはマニュアル車もあるため、マニュアル免許の取得をお勧めします。

Q 警察官や警察事務の採用試験は、併願可能ですか?

A 同日程で行われる採用試験は併願できませんが、別日程での実施であれば併願が可能です。通常、警察官と警察事務の試験日程は別ですので、ぜひ両方にチャレンジしてください。
また、警察官試験は5月と9月に実施されますが、5月の試験で不合格になった方は9月の試験を再度受験可能です。

Q 採用試験に合格しても採用されないことがありますか?

A 採用試験の合格者は「採用候補者名簿」に登載され、任命権者による採用面接を経て内定、採用されます(詳しくはこちらの採用までの流れをご覧ください)。
ただし、名簿に登載されても、その後、警察職員としての適性を欠く行動(犯罪行為等)があった場合や、地方公務員としての欠格事項に該当する場合には採用されないことがありますので、注意してください。