ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

交通部

掲載日:2022年8月1日 印刷ページ表示

交通部 交通指導と違反の取締りで地域の交通安全を守る

仕事内容

交通安全対策室(交通企画課)

交通安全対策室(交通企画課)の画像

 交通事故をなくすためには、一人一人の規範意識を高めることが重要です。交通ルールの遵守、マナーの向上を図るため、交通事故分析に基づき、各種交通事故防止対策を推進しています。

交通管制センター(交通規制課)

交通管制センター(交通規制課)の画像

 日々刻々と変化する交通状況に応じて、信号機をコントロールするとともに、渋滞や通行止めなどの交通情報を提供しています。
 事故のない、安全で快適な道路交通環境を目指して、24時間体制で県内の道路交通状況を監視しています。

交通鑑識(交通指導課)

交通鑑識(交通指導課)の画像

 普段と変わらない状況で、突如として起こる交通事故。何気なく運転しているために、事故直前の行動に関して記憶があいまいなこともよくあります。そんな時に重要なのは、現場から得られる様々な証拠です。「人から聴かず、物から聴く。」様々な現場に臨場し、交通事故捜査に当たっています。

白バイ(交通機動隊)

白バイ(交通機動隊)の画像

 交通事故ゼロを目指しての交通指導取締りや道路を走行しての交通マナーアップ運動を行っています。
 また、災害発生時にはバイクの機動性を生かし、車両の通行できない現場に赴き、被災者の救助を行います。そのために、日々訓練を積んでいます。

インタビュー

交通部交通機動隊(平成30年4月採用)

担当業務

 白バイの機動力を生かした交通指導取締りを主に行っています。その他、各種イベントへの参加、実業団駅伝の交通対策、全国白バイ安全運転競技大会の出場選手として訓練に励んでいます。
 また、広域緊急援助隊という災害に対応する部隊にも指定されており、災害などの発生時には車両が通れない場所の安全確認や情報収集、救助活動等の役割を担います。

白バイ隊員

華やかな姿は努力のたまもの

 大学卒業後、一度は民間企業に就職しましたが、警察官への夢が諦めきれず受験を決意しました。私は警察官になった当初から白バイ隊員を目指していたので、交通機動隊への配属が決まったときはうれしかったです。
 白バイ隊員たちは、見た目の華やかさとは裏腹に、自分たちが事故を起こすことがないよう訓練を重ねています。そうした努力の結果、運転者に緊張感を持たせる颯爽とした姿を見せることができているのだと知り、奥が深い業務であることを実感しました。

白バイ隊員

一つ一つの仕事が、県民の方々に必要とされている

 警察署などでは、子どもたちに交通安全の大切さを知ってもらうために、交通安全教室を開催しています。講話のあと、子どもたちと記念撮影をする機会がありますが、子どもたちがヒーローのように見てくれて、私もうれしいです。同時に、白バイや私たち警察官を近くで見ることで、交通安全への意識を高めていただければと思っています。この業務に限らず、警察の仕事は一つ一つが県民の方々から必要とされています。
 警察官の仕事は多岐にわたりますが、どの仕事も県民の方々につながっているのだと実感します。

すべては悲惨な事故を減らすために

 白バイ乗務員として、1件でも悲惨な事故を減らすため、日々業務にあたっています。近頃はあおり運転など危険運転のニュースもよく耳にしますが、白バイは姿を見せることにより抑止効果があるので、取り締まりの他、「姿を見せる」活動を大切にしています。
 また、交通取締りを行う際も、相手の方になぜ取締りの対象となったのか、何が危険なのかという点を毅然とした態度で真摯に伝え、今後は交通ルールを守ってもらえるよう取り組んでいます。

白バイ隊員

1日1日を大切に訓練に励む

 全国の白バイ乗務員が技術を競う、全国白バイ大会で上位入賞することを目指して訓練に励んでいます。限られた時間の中、1日1日を無駄にしないよう心がけて訓練を積むと同時に、けが予防のためのストレッチなども入念に行っています。
 もしも、白バイ乗務員を目指すのであれば、事前に大型自動二輪免許を取得しておくことをおすすめします。

白バイ隊員

プライベートの充実が、いい仕事につながる

 車の運転も好きなので、休日は家族でドライブに行き、訪れた土地の名物などを食べて楽しく過ごしています。プライベートが充実していないと、仕事のモチベーションも下がってしまいます。その点、休日はしっかり決まっているので、体や気持ちをしっかり休め、リフレッシュすることができています。

警察官を目指す方にメッセージ

 私は警察官という職業が、生まれ育った群馬県に貢献できる仕事であるという点に魅力を感じています。また、実際に警察に入ってから感じたことですが、警察には多種多様な部門があり、警察官になってから興味を持った部門に進む者もいます。自分の得意分野を最大限生かせる部門が必ずあると思いますので、ぜひ挑戦してみてください。

白バイ隊員