ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

刑事部

掲載日:2022年8月1日 印刷ページ表示

 

刑事部 操作の最前線に立ち、事件の立証。犯人検挙に全力を注ぐ

仕事内容

強行犯係(捜査第一課)

強行犯係(捜査第一課)の画像

 殺人や強盗などの凶悪犯、暴行や傷害などの粗暴犯、火災犯などの事件捜査に当たります。犯人検挙に向け、群馬県内にとどまらず、日本全国、捜査に足を運びます。

暴力団捜査(組織犯罪対策課)

暴力団捜査(組織犯罪対策課)の画像

 暴力団の実体解明や暴力団犯罪の捜査に加え、暴力団などによる犯罪の被害者、参考人等の保護対策など、暴力団に関するあらゆる事案を扱います。また、暴力団追放に向けた啓発活動も実施しています。

薬物事犯(組織犯罪対策課)

薬物事犯(組織犯罪対策課)の画像

 薬物の乱用は、乱用者本人の心身をむしばむばかりでなく、薬物乱用がもたらす幻覚、妄想により凶悪な事件や悲惨な事故を引き起こすなど、社会全体の安全をも脅かすものです。暴力団等犯罪組織の重要な資金源にもなっている薬物の密売、乱用等を厳しく取り締まっています。

科学捜査研究所

科学捜査研究所の画像

 行きづりの犯罪や目撃者が少ない事件では、手がかりが少なく、捜査が難航するケースが多々あります。そうした際に、現場から得られる様々な証拠品を鑑定し、科学の側面から捜査の支援、犯人の検挙に当たります。

インタビュー

刑事部鑑識課(平成23年10月採用)

担当業務

 警察犬係は、県内で発生した事件の現場活動(犯人の追跡や凶器などの遺留品の発見等)や、行方不明者の捜索活動等を行います。犬の嗅覚は人間よりも優れているため、それを実践で活かせるよう日々訓練に励んでいます。現在、群馬県警には直轄の警察犬が3頭おり、警察官1人と警察犬1頭がペアになって捜査にあたっています。

担当業務の画像

警察官になって8年、念願の警察犬係へ

 小さい頃に読んだ漫画の影響で、警察官になりたいと思っていたのですが、大好きな犬の訓練士の仕事にも興味を持っていました。警察官として採用され警察学校で学んでいたときに、群馬県警察には警察犬係があり、警察官として犬と関わる仕事ができるかもしれないということを知り、すごくうれしかったです。
 警察学校を卒業してからさまざまな部署を経験し、実際に警察犬係に配属になったのは、警察官になってから8年後のことでした。

基本の訓練を繰り返し

 「座れ」「伏せ」「待て」といった警察犬としての必要な諸動作を習得させ、担当する警察官に対する信頼と服従の習性を養う服従訓練と、投げたものを持ってくる(物品持来)訓練、そして、においで足跡を追及したり、においのついた布から、同一のにおいの布を探す臭気選別などの訓練を行っています。
 近年は高齢の方の未帰宅など、行方不明者の捜索活動が増えています。私は警察犬係の専属なって日が浅いため、まだ未熟な点が多いですが、担当犬と一緒に訓練を重ね、信頼関係を築く中で、できなかったことが少しずつできるようになることにやりがいを感じています。

日々の積み重ねと、達成感の画像

犬が大好きという気持ちがあれば大丈夫

 今後は、担当犬と一緒に行方不明者の捜索や、事件現場での遺留品の検索など、1日も早く先輩方のように活躍していきたいです。
 私は、警察犬係になるための技術や資格は持っていませんが、上司や先輩が相談に乗ってくれるので、安心して業務を行うことができます。犬を大好きな気持ちがあれば大丈夫で
す。

警察官になるまでの画像

言葉が通じない難しさを感じながら

 当然ですが、犬とは言葉でコミュニケーションがとれないので、何をどうすれば良いのかわからず、人間と同じように意思の疎通ができない点に難しさを感じます。実際に対処方法がわからず行き詰ってしまった時は、上司に相談していろいろな方法を試しています。犬も、怒られているより褒められたほうがうれしいと思うので、大げさなくらい褒めるようにしています。

捜査には地道な努力が必要の画像

警察官を目指す方にメッセージ

 人のためになる職業はたくさんありますが、警察官ほど人のためになっていると実感できる職業はないと思います。また、警察官の業務は多岐にわたるので、今やりたいことがない人も、自分に向いている仕事を見つけることができると思うので、ぜひチャレンジしてください。

これから警察官を目指す人への画像

刑事部機動捜査隊(平成25年4月採用)

担当業務

 県内で発生した殺人、強盗、性犯罪、窃盗事件など、さまざまな事案が発生した際に、いち早く現場に駆けつけて初動捜査に当たり、犯人検挙を目指します。
 また、各警察署と連携して、手配のあった犯人の追跡や捜索等を実施し事件解決に向けて対応しています。

機動捜査隊

初動捜査にいち早く対応

 事案が発生した警察署の刑事たちと協力し、現場の状況把握を行うと同時に、被害者の救護や付近の聞き込み、防犯カメラのチェックなどにあたります。
 現場への到着が一番最初になることもあり、被害者等だけでなく、自分たちもケガをしないよう細心の注意を払っています。実際に、事件発生現場で長い刃物を持った犯人を認めたときは、緊張しました。その場の警察官複数名で連携し、誰ひとりけが人を出すことなく犯人を制圧できたことが印象に残っています。

機動捜査隊

警察官を目指したきっかけ

 刑事ドラマや特集番組などテレビ番組の影響で、子どもの頃からバリバリと仕事をこなす女性警察官に憧れて警察官を目指しました。
 警察学校を卒業後は、2か所の交番勤務ののち、警察署の留置管理課看守係、警察署刑事課鑑識係を経験し、捜査員として現職に配属されました。

被害者の安堵した顔に自分も安堵

 犯人を検挙し、被害者の安堵した表情を見るとこの仕事をしていてよかったと思います。
 例えば、全容がわからない事件で自分たちが情報収集していたことが、あるとき事件と結びつき、捜査を進展させるカギになることもあり、やりがいを感じます。
 また、福利厚生がしっかりしている点も魅力です。介護休暇や、産休・育休制度を利用している先輩方もたくさんいて、女性の立場から見ても、働きやすい職場であると感じて
います。

機動捜査隊

長期休暇は海外旅行も

 普段の休日は、ドライブがてら家族で買い物やおいしいお店めぐり、物産展めぐりを楽しんでいます。長期休暇も取りやすいので、以前は海外へ旅行ができます。
 今はコロナの影響で海外旅行に行くのは難しいですが、またいつか知らない国に旅行に行きたいです。

体力と知識、技術の向上のために

 私は体力保持のためにウォーキングや筋トレを続けています。また、機動捜査隊に限ったことではありませんが、刑法や刑事訴訟法等の法律の知識は日々必要になるため、常に学習しています。
 他にも、拳銃訓練、映像を見ながら不審者に遭遇した想定で対処を身につける訓練など、技術的な訓練にも全力で取り組んでいます。

警察官を目指す方へメッセージ

 警察官はお堅い特殊な仕事というイメージがあるかもしれませんが、取り扱う業務はさまざまで多岐にわたるため、毎日が刺激のある仕事で、他ではできない経験ができます。警察官を志している方はもちろん、迷っている方や将来の選択肢に警察業務がないという方も、一度飛び込んでみるとこの仕事の面白さを実感できると思います。あまりハードルを上げずにぜひチャレンジしてください。

機動捜査隊