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地域部
仕事内容
機動警ら隊
パトカーで管轄地域内をパトロールし、犯罪の抑止活動を行っています。事件・事故が発生したときは、その機動力を生かし、犯罪現場・事故現場などへ急行します。
また、車社会・群馬県の交通環境を守るため、交通指導・取締りも行っています。
通信指令課
110番通報を受け、県内の各警察署に直ちに指令を行います。指令を受けた警察署のパトカーや警察官は現場に急行し、事件・事故に対応します。
また、凶悪事件や犯人逃走などの事案が発生した際は、県下全域に指令を行い、現場の警察官と協力して犯人検挙に当たります。
谷川岳警備隊
谷川岳は、標高2000mほどですが、多くの岩壁、天候の急激な変化などの理由から、遭難者が多い山の一つです。遭難者の増加を受け、昭和33年に発足した谷川岳警備隊は、登山者の安全を守るため登山指導活動や救助活動を続けています。
鉄道警察隊
多くの人が行き来する駅構内の安全を守るため、構内パトロール、列車警乗(実際に列車に乗車し、犯罪を予防する)、マナーアップ運動を行っています。
不審物の発見、痴漢・スリなどの犯罪抑止、迷子の保護など、その活動は多岐にわたります。
インタビュー 地域部通信指令課(平成29年10月採用)
担当業務
通信指令課では、群馬県内で起こる事件・事故すべての110番通報を受理しています。さらに、無線機を使って各警察署や付近にいるパトカーに指令をすることで、現場にいち早く警察官を向けています。
どう聞いたら話しやすいかを常に意識
事件・事故の大小に関係なく、犯罪や事故に実際に遭ってしまった人のリアルな声は、どれも印象深く残っています。110番通報をした方が落ち着くことができるよう冷静な受理を心掛けていますが、犯罪等に遭ってしまったことでパニックになってしまい、話ができない方もおり、声だけのやりとりに難しさを感じることもしばしばあります。それでもいち早く警察官を向けるために、どう聞いたら相手が話しやすいかということを常に考えています。電話をかけてくる方にとっては、一生に一度の110番通報かもしれません。緊張感を持って受理することを心がけています。
怖がっている人や、すぐに来てほしい、というような緊迫した通報を必死で受理し、現場に警察官を向け、通報者を助けることができたとき、うれしさが込み上げます。
さまざまな通報に対応するため、語学も勉強中
コミュニケーション能力と語学力があると、業務に役立つと思います。特に110番通報の受理は見えない相手との言葉のみのやりとりですから、話す力・聴く力を磨くことが重要です。また外国の方からの通報も年々増加しており、外国語が話せることは強力な武器になります。ですから私も英語の勉強中です。
休日はしっかりリフレッシュ
休日はしっかりとれるので、普段は友人とカフェ巡りをしたり、映画を見て過ごすことが多いです。警察官になってから、泊まりがけでキャンプに行くなどの趣味も増えました。通信指令課に来てからは運動不足が気になり、ときどきジムで運動しています。
知識や技術をさらに磨き、防犯に関わる仕事を
私の警察官としての目標は、市民の皆さんが安心して暮らせるよう事件・事故を少しでも減らすことです。そのため、知識や技術をさらに磨き、いつかは生活安全部で防犯に力を入れた仕事をしてみたいと考えています。
プライベートでは、職場の先輩方のように仕事も家庭も両立できるかっこいい女性警察官になることが目標です。
警察官を目指す方にメッセージ
警察官の仕事は確かに楽なものではありませんが、それ以上にやりがいのある仕事です。
また、男性が多い職場ですが、女性でも働きやすい職場です。特に女性警察官は育児休業後の職場復帰がしやすく、仕事と子育てを両立できるようサポート体制も万全なので、安心して働くことができると思います。女性の方も安心して職業選択のひとつとして考えてみてください。
一緒に働ける日を楽しみにしています。